とんたんの投資日記

オニール、ミネルヴィニ流で富裕層の仲間入りへ

株は底入れしたのか?

                                                                     

こんばんは。とんたんです。


昨日の米株はマイナスで始まりましたが、結果主要3指数はプラ転しましたね。ラッセル2000は結局マイナスで終わってしまいましたがこちらも引けにかけて株価が回復基調になりました。

オニール流ではこの動きは「高値への試し」に入ったということになります。
この「高値への試し」は以下のパターンから始まります。
①主要な平均株価が下落の後に上昇して引ける。
②下がって引けた翌日に回復した。
③出来高増加を伴って下落したが、終値がその日の半分より上で引ける。

通常は①や②のパターンですが、中には③のような例外もあるということです。

昨日の米国株主要3指数は①のパターンですね。

あくまでもここまでの動きは「高値への試し」で、条件もかなり緩いのでけっこう簡単にクリアできます。

重要なのはその後の大底サイン(上昇の基盤作成)が点灯する必要があります。
そのサインはだいたい株価が上昇を始めてから4~7日目に起こります。
出来高が前日よりも、大抵1日の平均出来高よりも大きく力強く上昇します。
これが起これば、その上昇が本物になる可能性が高くなるでしょう。

なお「高値への試し」の時点の株価よりも下がった場合、リセットしてもう一度やり直しとなります。

ちなみにラッセル2000は既に底入れサインが転点灯しております。それでも50日移動平均線と200日移動平均線がひじょうに近く、デッドクロスも間近ですのでその見方では心配な指数になるでしょう。


昨日の米株の上昇は、天然ガスの供給が需要に追い付いていかない欧州に対して供給をするとロシアのプーチン大統領が発言したことと、米国での債務上限を12月まで短期的に引き上げるという共和党の案を米民主党が受け入れると示唆したことによるものです。

懸念が2つ緩和されて上昇した株価ですが、他にも中国の不動産バブル問題や米国のテーパリング、景気減速、そしてインフレがあります。ましてや先程の2つの問題もまだ実際に解決されたと言えるものではありません。
そのため、まだまだ不安定な相場は続くと予想されます。
懸念なんていつでも何かしらあって、探してもきりがないかっていうのはありますが...。


とりあえず目先は底入れサインが出るか?これに注目ですね!


それではみなさん、GOOD BYE!