おはようございます。とんたんです。
今日はTwitterでお馴染みの広瀬隆雄こと『じっちゃま』が、金融相場から業績相場への移行を織り込み始めたというツイートをされました。
[以下、じっちゃまのツイートから引用]
イールドカーブがフラットニング。10年債利回り-2年債利回り。来年からの利上げを織り込む動き。
直近、ストンと下がっています。そこに注目してください。
復習すると…これ、引き算なんですね。式は: 10年債利回り - 2年債利回り = 長短金利差 チャートがストンと下がっているということは、長短金利差が縮まったことを示唆します。
問題は「どうやって縮まった?」です。
答えは「2年債の利回りが上昇することで…両者の差が縮まった」ということです。
短期債(=2年債も、そのひとつ)の利回りは、「今後の米国の政策金利であるフェデラルファンズ・レートがどうなる?」という思惑に、大きく左右されます。
実際、来年、すなわち2022年は3回(!)利上げがあるというのが、コンセンサスになりつつあります。
利上げ=「株式の死!」を意味しません。
普通、中央銀行が利上げをする場面というのは経済が強い局面です。すると……金利上昇で損した分を企業業績の伸長で取り戻せばいい。 これが業績相場と呼ばれるものです。
つまり今われわれは「教科書的な」金融相場→業績相場の移行期にさしかかっているということ。
その局面では怒涛の数の企業が、これでもか!これでもか!と好決算を出します。
みんながハードルをクリアできている今みたいな局面で、「悪い決算」出す株、特にグロース株は、見込みアリマセン。ケチョンケチョンに売り叩かれて、しかるべき。
真珠の玉にちょっとでも傷のあるような決算なら……すぐ捨てられます。 なぜならブイブイ良い決算だしている会社は、よりどりみどりゴロゴロ存在するから。
シクリカル株(例:工業、素材、エネルギー)は、足元の決算が悪くてもおおめにみられるでしょうね。なぜなら、今後の変化率がドデカイ可能性があるから。
『おまけ』
うわぁぁぁぁぁ フーツー(FUTU)、終わったか?
アップフィンテック(TIGR)、サヨウナラ!
ま、このへんの銘柄抱いている連中って、ほんとパッパラパーだよね?
FUTUやTIGRは、今年の2月噴いた時「売れ!」と言ったぜ。
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いかがでしたか?業績相場というのは必ずしも株式市場が終わったということを意味する訳ではありませんが、金融相場の時よりも銘柄の「勝ち組」と「負け組」がはっきりと差が出てしまいます。
今後は今まで以上にしっかりと銘柄を分析して、選んで投資しない者にとっては難しい相場になってしまいますね!更なる緊張感を持って投資に励みたいものです。
それではみなさん、GOOD BYE!